魔方陣とは、マス目に数字を書いて、タテ・ヨコ・ナナメ、すべての方向で数字を足したものが同じとなるものです。(魔方陣であって、魔法陣ではありません)
小3くらいまででも、進学塾で算数の題材としてよく扱われますし、実際の中学入試問題でも魔法陣を題材としたものが出題されます。慣れておくためにも、早いうちから問題に触れておきましょう。
6 | 1 | 8 |
7 | 5 | 3 |
2 | 9 | 4 |
例1では、タテの列は、左端から順に
6+7+2=15
1+5+9=15
8+3+4=15
となっています。
ヨコの行は、上から順に
6+1+8=15
7+5+3=15
2+9+4=15
ナナメは左上から右下、右上から左下それぞれ
6+5+4=15
8+5+2=15
これで、どの方向でも3つの数を足したものが15で同じことがわかりました。
3かける3の9マスの魔方陣では、1~9の数を並べて、どの方向の3つの数を足しても15になるように並べるものが一般的ですが、例2のような魔方陣も作ることができます。
10 | 4 | 19 |
20 | 11 | 2 |
3 | 18 | 12 |
例2は、どのたし算も33になる魔方陣です。
魔方陣をつくる数の組み合わせは実は秘密があるのですが、ここでは触れません。魔方陣ができるもの、として、穴埋め問題を解いてもらうだけにします。
<魔方陣 穴埋め 難 問題>
<魔方陣 穴埋め 難 解説と解答>
初版:2024-06-23
最新版:2024-06-27(解説、問題の修正)