20までの数を認識できたら、数えることの延長で足し算に触れます。
また、「+0」を通して、ゼロの概念に触れます。
※この単元については解答を用意しておりません。
※「0(ゼロ)」については、数を数えるという行為の中だけでは、ゼロの概念を説明することが難しい上に(数値としてゼロであることと、空欄であることの違いの説明等)、その段階でゼロを理解する必要がないと考えることから、足し算「+1」で初出します。とはいえ、説明はありません。他の数値との加算・減算において、初めてゼロの位置づけが理解しやすくなると考えますので、指導中にお子さんがどのようにとらえているかを観察しながら、柔軟に説明してあげてください。理解の仕方は、個々人で異なると思いますし、とりあえずは、理解しているか怪しいけど、四則演算において「ゼロ」が出てきた時の取り扱いを正しく覚えているのならそれでよいかと思います。
※足し算における「●」の取り扱いについて。●があることでそれを数えて答えを出すことになります。しかし、答えが10を超えてくると、数えるのが面倒になることと、繰り返すことで結果的に答えを覚えてしまいます。何度も繰り返してください。
※先に回答した問題と同じ計算が出てくると、答えを書き写そうとすると思います。同じ式を同じ式として認識している証左であり、少なくとも、その書き写すまでの短時間、その答えは記憶して書いているはずなので、それを繰り返すことで記憶の定着につながると思います。
<「0~9」+「1~3」>
<「0~9」+「4~7」>
<「0~9」+「8~10」>
初版/最新版 2023-09-22/2023-09-26